2008-04-08

自分の居場所を探して

小さなときから自分の居場所を探していた。

母親の腕の中。

父親の胡坐の上。

姉の手のぬくもり。

幼稚園の先生の背中。

小学校のときに隣の席になった長い髪の女の子。

白いボールを追いかけた校庭。

図工の時間。音楽の時間。

F1のプラモデル作り。

凧揚げ。

初めて買ったレコード。

兄からもらったフォークギター。

初めて弾いたアルペジオ。

初めて買ったエレキギター。そして12弦のフォークギター。

バンドに夢中だったころ。

学園祭で体育館のステージで演奏したこと。

一人でシェリーを歌ったこと。

初めてのデート。

就職活動もせずに、なんとなく講師から紹介された会社に就職したこと。

はじめて、自分がデザインした広告が出来上がったこと。

自己中心的な上司から逃れるように、転職したこと。

結婚したこと。

子供が生まれたこと。

体を壊して入院したこと。

新しい車でドライブに出かけたこと。

仲間と飲み屋街を歩きまわったこと。

子供と一緒にバスケットボールをしたこと。

初めて子供がバスケットボールの試合に出て、フリースローで初得点したこと。

子供が音楽の発表会でステージで演奏したこと。

ほしいものもある程度は手に入れたような気がする。

いろんな思い出もあってある程度満足しているけど、何かが足りない。

いつも自分の居場所を探している。

つらいことがあればいつも逃げ道を探している。

自分が心地よい居場所は、いつも変化している。

だから探し続けている。

だからまだ生きる力になっている。

でも、ここ最近立ち止まっている。

どこに進んだらいいのか、道に迷っている。

立ち止まっているのが少し怖い。

何をしたらいいのかわからない。

燃え尽きたわけじゃないけど、何かにおびえている。

ずるい生き方をしたいのかもしれない。

自分の居場所を探している。

自分探しをしている。

一生懸命生きることはいいこと。

でも無理しちゃいけない。

自分が輝ける場所。

こころがわくわくする場所を探すだけ。

そのためには体にも心にも汗をかかなくちゃいけない。

きっと死ぬまで、自分の居心地のよい居場所を探すんだろうね。


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