昨日、「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」の再放送を見ました。
今回は、中村勇吾さんが登場していました。
いろいろと、ブログでもご紹介されているので、リンクをご紹介。
- 第82回 ウェブデザイナー・中村勇吾(2008年4月1日放送) NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
- 茂木健一郎 クオリア日記
- 茂木健一郎 プロフェッショナル日記: 独学者
- 中村勇吾 - 関心空間
- はてなダイアリー > キーワード > 中村勇吾
- 中村勇吾 ウェブデザイナー 作品集 - わんにゃん党ニュース
- ウェブデザイナー 中村勇吾 - この地球を受け継ぐ者へ † Life log
- ウェブデザイナー中村勇吾は、ウェブデザイナーじゃない?
ただ、気になったのはFlashを利用したGUI。
そして番組で紹介されているときの肩書きが「ウェブデザイナー」。
別に肩書きを気にするつもりもないし、揚げ足を取るつもりでもないのですが、中村勇吾さんは人とコンピュータのインターフェイス部分をとてもすばらしい形で提供する優れたクリエイターであり、私の見方からすると彼はWebデザイナーという肩書きじゃないと思う。
彼にとってWebは、彼が考え出したWeb上のGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を表現している場所に過ぎない。
W3Cに則ったマークアップランゲージのみを使った表現ではなく、Flashを使ったコンテンツ制作がとてもすばらしいのであって、W3Cという枠組みに縛られることはないが、アクセシビリティ的な視点から見たWebのデザインとしてはどう評価されるのだろうか。
決して彼、あるいは彼の作り出すものを否定するつもりはない。むしろすばらしいものを作っている人だと思う。
しかし、肩書きが納得いかない。彼のごく一部しか表現できていないように思うし、Webデザイン=Flashによるデザインが秀悦であるかのように紹介されている。
Webデザイナーとしてみた場合、何らかの障害を持つ人が操作しやすいインターフェイスを考えて提供しているのだろうか。
私は、健常者のみを対象するのではなく、何らかの障害を持つ方も、できる限り利用できるインターフェースを考え提供している人こそ秀悦なWebデザイナーではないかと思っている。
だからこそ、マークアップランゲージの規約に従いつつ、美しいコンテンツの表現方法を考え出すことが重要ではないかと思う。
誰のためのデザインなのか?誰のためのコンテンツなのか?コンピュータは何のために、誰のために使われるべきなのか?
クライアントも、対象ターゲットも、またコンテンツを評価する人も健常者であって、それ以外の人が使ったり、評価したりしているのだろうか。
確かに、中村勇吾さんが目指している方向性も正解。
自分自身、彼の作品はユニークなアイデアがあり、すばらしいものだと認めている。
しかし、自分にとってのWebコンテンツは、何らかのハンディを持っている人にも、いろんな情報を掴み取ってほしいと思っている。
そんな方向性が、自分の目指すWebデザイナーのあり方なのかなと、気づかされました。
今一度、自分自身、これから何らかのデザインを考えたり、クリエイトするときに、次のような自問自答すべきだと思った。
誰のためのデザイン?
何のためのデザイン?
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