2008-04-04

表裏一体の妙味

表/裏、明/暗、強/弱、陰/陽、前/後、左/右、上/下、安心/不安、感情/理性、主観/客観、絶対/相対、楽観/悲観、具体/抽象、過去/未来、自然/人工、勝利/敗北、積極/消極

ポジティブ/ネガティブ、プラス/マイナス、メリット/デメリット、セーフティ/リスク、オンライン/オフライン

具体/あいまい、大胆/繊細、大雑把/緻密、謙虚/強引

対義語を並べてみましたが、別に対義語をどれだけ知っているのかというお話ではありません。

異なる側面からアプローチすることで、うまくいくことが多いなぁと言うことを最近感じています。

「矛盾しているなぁ」と思っていても、絶妙なバランスで成り立っているものも多いかと思います。

たとえば、一緒に仕事をしている仲間で、とにかくネガティブな意見しか言わない人がいます。

昼食のときも仕事の愚痴を話題に出し、周囲の人を困らせてしまいます。

しかも、あるセクションを取り仕切るトップという人です。

そのセクションの人もさぞかし仕事は楽しくないのではないかと感じてしまいますが、その辺は知る由もないので。

決して、その人を批判するための話をしたいのではなくて、このネガティブな人をどのように見るかで、行動の仕方も大きく変わると思うのです。

「ネガティブ=悪い感じ。マイナスなイメージ。負の値。」

と捉えると、一緒にいるのもいやになってきてしまいますね。

私の場合、この人と仕事をするときは、次のような人だと思って一緒に仕事をすることことにしています。

「ネガティブ=リスクが想定できる。問題課題の原因を掌握している。」

そうすると、たとえばネガティブな意見が出てきたときに、次のように質問したり、あるいはこちらから解決案みたいな呼び水を話すことにしています。

「なんか解決策はないんですかね。」

「それだったら、こんな方法で対処するのはどうでしょう。」

結構、こちらも滅入りそうになりますが、一生懸命ネガティブな意見や考えを打開するための方策を考えて議論するということを楽しむことができるようになります。

そうすることで、相手もこちらの話を聞いてくれるようになり、好感を持って接してもらえるようになります。そして、ネガティブな意見より、少なからずともポジティブな思考をする努力を相手はしてくれているみたいです。

この話は、一つのたとえ話ですが、物事には2つの局面があると思いませんか。それも両極端なもの。
たとえば、白と黒。

あるいは、昼と夜。

当然、その中間の灰色の部分もあるでしょう。

よく見れば、さらにその灰色にも薄い色だったり、濃い色だったりします。

でも、何事を考えるにも、行動するにも、良い局面と悪い局面を想定しておくことが大事だと思いませんか。

良い方向に向かうときは、その道をまっすぐ進めばよいでしょう。

しかし、時には天気が悪くなることもあり、雨宿りをしたり、かさをさして歩くように、いろんなリスクを想定して準備して前に進むことができれば、多少の回り道でロスしても、突然嵐にあって、うんざりするよりは、良いのかなぁと思います。

「備えあれば憂いなし」なんて言葉もありますが、常にプラスとマイナスの局面。そしてその間の中間的な局面。

マイナスの局面に出会ったときの対処方法を導き出すためには、ポジティブに「何とかなるよ」では、心もとないですよね。

やはりネガティブな意見が重要です。その意見から事前に悪いことが起きる前に迂回したり、もし悪いことに遭遇してもうまく回避したり、最小限の被害で食い止めたりするための予測ができるわけです。

そしてそのリスクがどのくらいの確率でおきるかも想定でいれば、リスクの優先順位、リスクを受け入れる量を決めて対策できれば、安心して前に進むことができます。

仕事であれ、スポーツであれ、人生であれ、表裏一体、2つの局面から物事を見て、絶妙なバランスの中で生きていると思いませんか。

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