2008-03-31

検索キーワード「手書きブログ」を見て(入力デバイスを考える)

検索キーワードに「手書きブログ」がリストアップされてきたようです。

「手書き」という入力デバイスから、今後の入力デバイスはどんな風になるんだろうと、素人が勝手に考察してみました。


手書きブログがブレイクしてきた!?
もう1ヶ月以上たつだろうか。
なるものが人気を集め始めている。

これまでのブログというか、ほとんどはテキストベースで情報を発信し、必要に応じてカットのイラストや作図を挿入するものだったのが、一気に手書きで表現してしまうという発想はすばらしいことです。

うまい下手を抜きにすれば、自由に文字も絵が描けて、すぐに情報を発信できるということですね。

今までのようなタッチタイピングを覚えないと、リアルタイムに情報を交換できなかったり、情報を発信しようと自由な発想を頭で描けたとしても、文字を入力しているうちに、集中力が指先になり、気が付けば、脳の中にあった面白い発想や思考ロジックがどこか無限のかなたに消えるということもなくなるでしょう。


これからの入力デバイス

これまでも、お絵かきチャットなるものも登場していますが、これから先、コンピュータの入力デバイスは、キーボードからマウス(トラックパッド、トラックボール)を超えて、タブレット、すなわちペン入力の時代が本格的に到来しても良いのかもしれません。

タブレットというと、PCでイラストを描くイラストレータの方にとってみれば必需品といえます。

この入力デバイスが普及し、かつ入力文字の認識技術が発達すれば、幼い子から慣れ親しんでいるエンピツで文字を書いたり、絵を描くようにしてPCを利用することも可能なるわけです。

前段でも書きましたが、自由に文字や絵を描けるデバイスとしてペン入力が普及すれば、思考するための脳を創造する方向に向けることができるようになると思います。

よくクリエイターの方でも、デザインのラフは紙と鉛筆で書き、最終的なトレースや提案書を作る段階で、PCで作業を行うということが多いかと思います。

しかし、ペン入力が発達し、紙と鉛筆のようなデバイスとして利用することができるようになれば、今までよりさらに直感的で、作業効率が上がり、よりクリエイティブな発想ができるのではないでしょうか。

さらに、インターネットを利用することにより、遠隔地のクリエーター同士で、インターネット上のホワイトボードでディスカッションしたり、カメラを使用してオンラインでテレビ会議を行うということも可能になってくるでしょう。

そう、音声を入力デバイスにする研究も進んでいるかと思います。

音声で様々な情報の入力、コンピュータの制御が可能になれば、手の不自由な方でもPCを用意に利用することが可能なるでしょう。

さらに、点字などの入出力デバイスが出来上がれば、もっとPC、コンピュータの活用シーンが広がるのではないでしょうか。


入力デバイスの壁

これまでも多くのタブレットPCやタッチパネルなんかが作られてきましたが、利用者の視点で見ると、ハード的なデバイスの進歩が見られても、それを制御するためのソフトウェア、アプリケーションの研究開発が思うように進まないというか、入力される文字を認識することは、非常に難しい技術なのだろうと思います。

なにより、入力する文字は、10人十色。想定している文字の形や筆跡に該当するよう入力する人もいれば、達筆で読めない文字の人もいるわけです。

以前より格段に入力文字の認識技術は上がっているといえども、人間のように視覚で認識し、様々な記憶を下に文字を読むのとでは、雲泥の差があり、コンピュータを制御する方も苦労しているはず。

当然、音声入力も同様のことが言え、声のトーンによって認識の誤差は異なるし、言語だけでなく、方言やイントネーション、文法なんかも、具体的な入力デバイスとして完成させるためには、多くの課題をクリアする必要があります。


入力デバイスのご紹介。

点字の入出力デバイス

個人的に需要の問題があるかもしれませんが、点字の入出力システムなんかができないなものかと思います。

クリアしなければならない様々な課題はあるにしても、たとえば、シリコンのような素材を入出力のパッドとして用いて、入力領域部分にユーザが専用のペンで点字を入力。

コンピュータ側からのメッセージも、そのパッドの出力領域部分に点字で出力する。みたいな入出力デバイスってできないもなんでしょうかね。


まとめ:コンピュータのこれからのあり方
コンピュータの歴史をおおまかに見ると、ぜんまい仕掛けのような計算機から始まり、大企業や研究機関向けの大型コンピュータや汎用機。

そしてアップルに代表されるパーソナルコンピュータの登場。

さらには、Windowsの登場により、企業の電算室から、一般社員が一人一台利用できる時代が到来し、ついに個人でも自由にPCを使い、インターネットで情報を探し出したり、情報共有できる時代になりました。

コンピュータが発達することにより、交通機関や教育、医療など、様々な分野で効率化が進められたり、新しい物を作り出し、豊かな時代に発展してきたのは事実です。

これは一つの考え方ですが、想像性豊かな人間になるためにコンピュータは、人々を単純な作業から解放するための手段の一つであると思います。

しかし、これは健常者の方の視点から見たメリットが大半ではないでしょうか。

携帯電話の普及により、聴覚障害のある方たちのコミュニケーションが変わったといわれます。

これまでは、FAXなどにより情報を交換するために、自分たちのプライバシーが守られない状況があったそうですが、携帯電話のメール機能により、個人同士のコミュニケーションができるようになったとのこと。

こうしたことを考えると、利用したくても利用できない方への配慮がなされなければ、コンピュータは人間社会を豊かにする反面、コンピュータを利用するものと、しないものの間に大きな格差を作り出しかねないといえます。

そうしたことも踏まえて、利益追求が第一であるとは思いますが、コンピュータメーカーの方たちにも少しは入出力デバイスに新しい可能性が見えるものを提供してほしいと思います。

でも、本当はコンピュータのような機械的なものでなく、豊かな自然や暖かい人々の心に包まれて過ごせる人生が一番なのかもしれませんね。

1 件のコメント:

履歴書の封筒の書き方 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。