子供にスポーツをさせようと2年前にミニバスケットボールをはじめさせた。
ついでに、自分も20年ぶりに愛好会に入りバスケットボールを再開。
当初は、走れない。筋肉痛。突き指。もうぼろぼろ。
今は、国体県代表や現役といったレベルの高いプレイヤーの中で、細々と楽しんでいる。
今週末は、子供が所属する少年団が県大会に出る。
息子はレギュラーではないが、大勝確定のゲームの後半で出る程度。
ちなみに同い年の子供2人は、昨年からレギュラーに定着。
親としては、早く長い時間ゲームに出てもらいたいと思うが、先々を考えると小さいころに、大きなプレーヤーと戦うときの消極的なプレイが癖として残らないから、今は控えでよいと納得させている。
しかし、子供の成長は早く、ゲーム経験の多い子は、それなりのスピードとプレイセンスを身につけるのも事実。
それに、1学年下の子供たちも成長してきているから、息子のレギュラーへの道のりは厳しい。
でも、バスケットボールだけが人生じゃないし、いつか良い思い出として振り返ることができればいいのかも。
ところで、そんな子供のバスケットボールの練習試合でこんな出来事があった。
このチームのキャプテンは、得点力のあるすごいプレイヤーだが、もともとNBAかぶれのワンマンプレイヤー。
ノールックパスもだして、スピードもある。しかし、身長が小さい。
そんな彼の弱点は、ガードポジションであるが、得点力のあるポストプレーヤー一人にしかボールを出せない。
一人でカットインしてつぶされることがしばしば。
そんなプレイスタイルで、チームを引っ張るプレイヤーがしてはいけないことが起こった。
残り3分で10点ビハインドのゲーム。
カットインした際に明らかにディフェンスのファウルが起きたが、レフリーがそれをスルーした。
その後、相手に速攻を決められた。
このキャプテンは、フラストレーションが頂点に達し、集中力が切れ、ついにオフェンスプレイで、まだレギュラー経験の浅いプレイヤーに、取れるはずもないリードパス、いやボールを投げつけた。
明らかに、ゲームを捨てた瞬間だった。
ベンチサイドは、フラストレーションがたまっている子供の様子をだいぶ前から感じ取っていたと思うが、ゲームを立て直すことを子供たちに望んでいたが、完全にそれも終わった。
たまらず、タイムアウトをとり、キャプテンをベンチに下げた。
その後、このキャプテンは、ヘッドコーチからベンチから出て行くように指示され、ついに彼はゲームの終了を待たずに会場からも出ていった。
その後のゲームは、今年が最上級生でありながら出場機会が少ししかない控えのガードプレイヤーがチームをまとめ、引っ張り、10点差のままゲームを終了した。
私は、ベスト8を狙う新人戦の試合と同じ状況がオーバーラップした。
そう、似たようなシチュエーションで、彼は同じようにゲームを台無しにしてしまった。
大会を控え、子供たちに話す機会があるたびに、バスケットボールはチームプレイなんだと話している。
チームを引っ張っていくために、個人の能力を最大限に出すこと。時には、チャンスがあれば強引にワンマンプレイといったチャレンジも必要だと思う。
しかし、一人だけ奮闘しても、相手が5人で戦いを挑んでくれば、当然勝ち目はない。
しかも、控えメンバーや応援する周りの人の力が、プレイに影響だってする。
そして、キャプテンは、ヘッドコーチやコーチの戦略や戦術を理解し、ほかのプレイヤーをまとめ、ゲームをつくり、メンバーを引っ張っていく必要がある。
確かにミニバスケットボールでは、そこまでキャプテンが責務を負う必要があるのかという意見もあると思う。
でも、キャプテンはキャプテン。
その意味を理解しなければ、チームはまとまらないし、強いチームになれない。
ましてキャプテンとしての経験は、この先、バスケットボールだけでなく、ほかのスポーツや社会に出たときにチームとして何かを進めるときに生きてくるはず。
チームのメンバーを信頼し、みんなの力をあわせて戦える環境を作れるよう少しでも子供たちとかかわれたらよいと思う今日この頃。
以外に、子供のバスケットボールを見たり、いろいろ教えていると、シーンが変われど仕事でも同じようなシチュエーションがおきて、役に立てられるんです。
いろんなことを感じられるのも、子供のおかげです。
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